どうも!エナジードリンク評論家の福田慎一郎です。
今回は「エナジードリンク=レッドブル」と認識される方も多い、
ロングセラーのレッドブルについての解説をやっていきたいと思います。
これを見ればレッドブルの事が詳しくなれる1記事です。
レッドブルエナジードリンクが作られるキッカケ
「エナジードリンク」という言葉は、
もうみなさん普通に使われているかなと思うんですが、
その「エナジードリンク」という言葉は、
レッドブルが最初に創ったんですよ。
はじまりはリポビタンDから
1982年に
レッドブル創業者のディートリッヒ・マテシッツさんが、
日本に来ている時に雑誌を見ていると、
大正製薬の経営者が高額納税者にランクインしている事から、
その企業が作っているリポビタンDについて調べられました。
高額納税者番付に載っているのが、
グローバルな企業じゃなくなぜドリンクを売っている会社なのかと疑問を感じ、
大正製薬や背景についても調べられたそうなんです。
そこから色々と調べていくうちに、
栄養ドリンク元気になるドリンクの需要があると、
いう事に気づかれてレッドブルの構想がはじまりました。
そうなんです、
ぼくらがいまレッドブルを飲めたり、
エナジードリンクを飲めたりするのは、
リポビタンDがあったから、
そしてディートリッヒ・マテシッツさんが閃いたおかげなのです!
栄養ドリンクの「クラティンデーン」を元に開発
1984年
またまた出張中のタイで見つけた、
赤牛がツノを突き合わせているロゴの
栄養ドリンク「クラティンデーン」の販売権を取得されました。
このクラティンデーンを元に、
レッドブルエナジードリンクとして開発をはじめられました。
クラティンデーンは今でも販売されていて実際に飲んでみたのですが、
栄養ドリンクのように甘くて炭酸は入っていなくて、
でもレッドブルっぽい風味がありました。
現地価格で40円ほどだそうです。
参考:レッドブルの素となるクラティンデーンのレビュー
日本では販売されていないので個人輸入するしか無いようですね。
日本のレッドブルはタウリン→アルギニン
海外のレッドブルと日本で販売されているレッドブルでは成分に違いがあります。
アメリカなどでは成分に「タウリン」を配合されているのですが、
日本ではそのタウリンを「アルギニン」に変更されています。
変更理由は、
清涼飲料水にアルギニンを効果を目的として配合するのが出来ないからです、
入れるとリポビタンDのような栄養ドリンクの「指定医薬部外品」扱いとなるからです。
レッドブルは清涼飲料水として展開する為に、
タウリンと似た効果を持つ成分であるアルギニンに切り替えて販売されているのです。
詳しくはこちらで解説しています。
▶レッドブルの成分の効果と解説(日本とアメリカの成分の比較)
日本のレッドブルの種類と味
日本で販売されたレッドブルの種類は全部で7種類です。
レッドブルエナジードリンク
ケミカルなエナジードリンク特有の味が特徴的なレッドブル。
蓋を開けるとともにふわ~っと香りが漂ってきて、
ちょっと遠くの人が飲んでいても気づきますよね。
この風味がレッドブルを好きかキライかを分けているようです、
味だけの調査で8割がこの味(エナジードリンク特有のケミカルな味)が苦手というデータが出たくらいです。
ぼくはこの風味があるからレッドブルを飲んでいるといっても過言では無いですね。
185ml 価格205円(税込み)
250ml 価格285円(税込み)
レッドブル シュガーフリー
シュガーフリー版のレッドブルです、
人工甘味料を使ってあり味は少しあっさりとしています。
レッドブルの味も少し控えめになっているような感じで、
こっちの方が飲みやすいという方もいらっしゃいます。
名前はシュガーフリーですが、
カロリーも脂質もゼロですがエナジー成分はノーマルと同じです。
185ml 価格205円(税込み)
250ml 価格285円(税込み)
レッドブル330mlアルミボトル缶タイプ
全身アルミのボトルで330mlと容量が増えて飲みごたえと、
キャップを閉めれる便利さがあります。
中味はレッドブルと同じです。
【廃盤】レッドブル330mlペットボトルタイプ
ペットボトルに入ったレッドブル(ペットブル)
容器のペットボトル自体もこの為にオリジナルで作られていました。
2013年に発売されてすぐに、
賞味期限の表記のミス(ヨーロッパ表記だった為)により一斉に店舗より回収されました。
当時質問をすると、
レッドブルを回収したのは事実で今後の販売予定は無いとの事でした。
今ではこのペットブルはかなりレアな存在となっています。
(持っている方いらっしゃいましたらメッセージください)
レッドブル ザ・ブルーエディション2種類
ブルーベリー風味版
サッカーワールドカップと一緒のタイミングに、
期間限定で販売されたブルーエディションです。
サッカーの「サムライブルー」とかかっているのか、
海外で販売されていたエディションシリーズ(250ml)を日本版に(185ml)してリリース。
ブルーベリー風味でレッドブルっぽさは控えめで美味しかったです。
185ml 価格205円(税込み)
今後の販売は未定です。
ぶどう風味版
次の年には新しい風味のブルーエディションが販売されました、
これは世界初で日本限定のぶどう味です。
新しい風味は「ぶどう」でガラッと変わりましたね。
こちらもぶどう風味でレッドブルっぽさは控えめでした。
185ml 価格205円(税込み)
レッドブル ザ・サマーエディション
サマーエディションは、
夏にピッタリのトロピカルフレーバーです。
パパイヤとパインの風味が強く常夏をイメージしちゃうような味です。
185ml 価格200円(税込み)
レッドブル ザ・スプリングエディション
春に登場したスプリングエディションは、
サクラ味で実際に飲んでみると【チェリーと梅の中間のような味】でした、
ちょっと何味かちゃんと表現しずらいのですが、
酸味が強めでさっぱりしていて美味しかったです。
185ml 価格200円(税込み)
エナジー成分の解説
レッドブルの主要となるエナジー成分は下記のようになります。
- カフェイン
- アルギニン
- ビタミンB郡
- 砂糖類(砂糖、ブドウ糖)
- アルプスの湧き水
レッドブルにはコーヒー一杯相当のカフェインが含まれています。
自然に人体に存在する準必須アミノ酸で食事摂取が主要な供給源。オートミール、乳製品、肉、魚介類、ナッツや種子に含まれています。
正常なカラダの機能を保つための必須微量栄養素。ナイアシンアミド(ビタミンB3)、パントテン酸(ビタミンB5)、ビタミンB6 やビタミンB2、ビタミンB12 などのビタミンB 群が含まれています。
ココロとカラダにエナジーをあたえます。100ml のレッドブル・エナジードリンクには、砂糖類11g 相当を含有。これは100mlのリンゴジュースやオレンジジュースに相当します。
アルプスの湧水から汲まれた、新鮮で最高品質の水です。
レッドブルの水にはこだわりがあって、
工場の場所を替えたほうが生産効率など上がるのですが、
アルプスの湧き水を使いたい為に工場は変えずに同じ場所で作られているんです。
1本のカフェイン量は80mg均一
レッドブルエナジードリンク1本には、
コーヒー1杯相当のカフェイン量(80mg)を配合されています。
レッドブルには185mlと250mlの2サイズがあるのですが、
どちらも1缶あたりのカフェイン量が80mgになるように作られています。
250ml缶は100mlあたりのカフェイン量は32mg
185ml缶は100mlあたりのカフェイン量は43.2mg
他のアルギニンなどの成分は代わりませんので、
カフェイン量だけが1缶80mgとなっています。
330mlアルミボトルタイプは一本あたり105.6mgのカフェインが配合されています。
アルミボトルだけがちょっと多めのカフェインとなっています、
100mlあたりのカフェイン量は32mgです。
「レッドブルには大量にカフェインが入ってるから危険だ!」
と言われたりするのを聞くかなと思うんですが、
レッドブルに入っているカフェイン量はコーヒー1杯と同等の80mgと設定されています、
それなのでそれだけで危険というのはちょっと違うかなと思います。
レッドブルの効果的な飲み方
レッドブルのパッケージにはこのように書かれています、
「パフォーマンスを発揮したい時のために開発されました。
アルギニン、カフェイン、ナイアシン、パントテン酸、ビタミンB6・B2・B12入り美炭酸飲料。」
このパフォーマンスを発揮したい時というのは、
- 遊びやゲームなど楽しむ前
- 勉強の時や仕事の時などの集中力が欲しい時
- ロングドライブなどの時
- プロフェッショナルが最高の成果を出したい時
などの時に飲むといいようです。
アバウトな「パフォーマンスを発揮したいとき」という表現なのですが、
普通にドリンクとして飲むのはもちろんですが、
何かにチャレンジする時などにでも、
いつでも飲んで大丈夫な飲み物なんです。
飲んで30〜60分で効いてきますので、
何か頑張ったりしたい時のちょっと前に飲むのがオススメです!
飲み過ぎたら危ないの?
レッドブルエナジードリンクを飲み過ぎると危ないと言われたりしていますが本当の所はどうなんでしょうか?
カフェイン量の所でも解説した通り入っているカフェイン量はコーヒー1杯と同じくらい、
砂糖の量はオレンジジュースなどの砂糖の量と同じくらいです。
レッドブルはなぜ世界で52億本も売れるのかの中で書かれていた事で面白い内容がありました。
「レッドブルが危ない飲み物なのですか?」と、
レッドブル社が質問を受けても明確な解答をしていないようです、
これによりウワサが広がりそれがレッドブルのPRとなって広がっていくからだという事だったのです。
【追記】
レッドブル公式サイトを確認すると、
Q&Aコーナーに「レッドブルは安全な飲みののですか?」という項目が追加されていました。
下記内容がその内容です。
レッドブルは安全な飲み物ですか?
Q:レッドブル・エナジードリンクは安全ですか?
A:レッドブル・エナジードリンクの飲用を
世界中の保健機関が安全と認めた結果として、
レッドブルは欧州連合を含めた167カ国で販売されている。2014年は50億本以上が消費され、
27年前に販売されて以来、約500億本が消費された。
レッドブル・エナジードリンク 250ml には、
コーヒー約1杯分と比例する80mgのカフェインが含まれており
、他の主要成分を含め欧州食品安全機関は2009年に、
健康面に問題ないと結論付けた。
引用:レッドブル・エナジードリンクに副作用にありますか?死の危険があるのですか?
このように多くの国が安全と認めた事と、
実際に多くの方が飲み安全と証明してきているので、
世界中で愛飲されて広がっていったのです。
エナジー成分としてのメインはカフェインなのですが、
それ以外の成分も含めて健康面に問題が無い飲み物だとされています。
飲み過ぎはダメ!1日5本が目安です
安全な飲み物だとしても、
これはどんなものにでも言える事なのですが、
飲み過ぎは身体に悪いです!
健康な成人が、
健康に悪影響が出ないとされているカフェインの摂取量は、
1日に400mg以下とされています。
レッドブルで言えば1本に80mgのカフェイン配合なので、
1日に5本が目安となってきます。
これはあくまでレッドブルしか飲まないという計算で、
他の食品にもカフェインは入っていますので、
カフェインが入ったものを飲む人はもっと少ない本数にしておきましょう。
詳しい解説はここでしています。
▶レッドブルは飲み過ぎ注意!?カフェイン配合量と解説
レッドブルのお得な購入方法
レッドブルを毎日飲んでいたら気づく事がありますそれは、
「レッドブルってちょっと高いな」ですw
毎回コンビニで購入していたら定価なのですが、
購入方法を買える事によって節約になりますし、
同じお金で多くのレッドブルを飲めるんでお得になります。
こちらで比較表を使って解説しています。
▶【最安値】レッドブルエナジードリンク通販で安く買う方法を比較
レッドブルの事をもっと知りたい人は
もっと詳しくレッドブルの歴史について知りたい方は、
こちらの本が元レッドブルの方が書いたもので色々知らない事を発見出来てよかったですよ!
まとめ
レッドブルエナジードリンクの事を解説していきました、
これでレッドブルエナジードリンクの事はしっかりとわかった事でしょう。
もっと何か気になる事や知りたい事などありましたら、
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